6月4日は虫歯予防デーであることに関連して、これまでカルシウムの重要性とその効果的な摂取方法についてお話ししてきました。
カルシウムは、歯や骨を強くするために欠かせない栄養素ですが、実は体内への吸収が難しい栄養素の一つです。
そこで、カルシウムの吸収を助けるビタミンDとビタミンKの重要性についても触れてみたいと思います。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDとビタミンK
カルシウムを効率よく体に取り込むためには、ビタミンDとビタミンKの摂取が重要です。
ビタミンDは、魚類やキノコ類に多く含まれています。例えば、イワシ、サンマ、鮭、シラスなどの魚や、干ししいたけ、きくらげなどのキノコ類が豊富です。
(シラスは前回紹介した簡単ふりかけのレシピにも登場しましたね。)
ビタミンKは主に緑黄色野菜に多く含まれています。ブロッコリー、ほうれん草、小松菜などが代表的です。
ほうれん草は柔らかく茹でてあげれば乳児の頃から食べられますし、ブロッコリーは、軸の部分を柔らかく茹でると乳幼児でも食べやすくなります。
スティック状にして、多めに茹でておけば手軽に食べることができます。
少し大きくなってきたお子さんであれば、魚とキノコのホイル焼きや、シラスとほうれん草の炒め物
などをメニューのレパートリーに加えてもよいでしょう。
まとめ
カルシウムの効率的な摂取には、ビタミンDとビタミンKの助けが不可欠です。魚類やキノコ類、緑黄色野菜を積極的に取り入れ、カルシウムの吸収を高める食生活を心がけましょう。これにより、骨や歯を強くし、虫歯予防にも役立てることができます。毎日の食事に取り入れてみてください。家族みんなで健康を守り、楽しい食卓を囲みましょう。